YSTと相互リンクの関係
2007/08/13 05:22
ちまたのSEOフォーラムや掲示板ではYSTは、
- YSTはドメインの歴史を重んじる
- YSTは、Yahoo!カテゴリーサイトを優遇する
- YSTは、被リンク次第で上位表示させることが出来る
ということが盛んにSEO上級者(らしい)人が発言している。
それはある意味正しいかもしれないけれど、実際にはこの3つの理論はすべて私の所有サイトのアクセスログが木っ端みじんに粉砕している。
YSTにまつわるウソ・ホント
YSTはドメインの歴史を重んじる
これは、去年の今頃は信じていたかもしれない。
たいてい私のサイトは、ドメインを取得し、公開してから3ヶ月後から半年後ぐらいにガッとYahoo!からのアクセス数が増えていた。
元々私はYahoo!対策も、被リンク獲得も重要視していなかったので、公開して3~6ヶ月もすればアクセス数が自然に増えるので、Yahooに対しては楽観視していたのが本音であるが。
ところが・・・
今年に入って、どこかのフリーのダイナミックDNSを利用したドメインではなく、完全にオリジナルのドメインをいくつか取得して、今までのように1つのサイトでいろいろなジャンルを扱うのではなく、いくつかテーマに絞って濃いサイトを作成していったら、おかしな現象が起こり始めた。
1ヶ月後にはアクセス数が数倍に
それまで3ヶ月を超えるまでは、Yahooからのアクセスはほとんどなかったわけだが、どういうわけか今年に入って作成したサイトのいくつかは、1ヶ月もすると狙っていたキーワードでYahoo!で10位にはいるようになった。
たまたま・・・というのならわかるけれど、1つも2つも、そして3つも・・・とそういった現象が見られるサイトが増えてくると、さて、今までの歴史を重んじるYSTという理屈はどこへやら?
つまり、YSTはもともと歴史なんか重んじなかった・・・か、今年に入って歴史を重んじることはなくなったか。なのである。
左のサイトが、1ヶ月程でYahooからのアクセス数が100を超えたサイトの一つ。
実は、自作ブログ第一弾とも呼べるサイトで、ブログのプログラムに気をとられてしまい、あまり最近では更新していない。
元々この当時の自作ブログは、あまり完成されたものでなく、かなり斬新的なコンテンツなのだけれど、更新に興味がなくなってしまった・・・。
まぁ、いずれはYahooカテゴリーに掲載させようと狙っているサイトなので、今後また精力的に更新するつもりだが。
Yahooのカテゴリーサイトを優遇する
SEOの常識といえば常識。
Yahoo対策のスタートラインは、まずカテゴリーサイトに掲載されること。
これは、おそらくほとんどの人が疑いようのない事実・・・のように思える。
ところが、私もいくつかカテゴリー掲載サイトを持っているけれど、私のYahooからのアクセスの95%は非カテゴリーサイトである。
SEO掲示板・フォーラムでも最も多い質問が「Yahooのカテゴリーに掲載されているにもかかわらず、Yahooで圏外になった」という相談である。
元々Yahooもカテゴリーサイトを重要視しないと宣言している。
ただ、Yahooカテゴリーに掲載されているサイトは、だれが見てもその世界では、トップレベルのサイトであり、掲載されている、いないにかかわらず上位表示されるのは当たり前であると思われる。
たとえば、野菜の栽培に関するキーワードを検索したときに、Yahooカテゴリーの野菜栽培に関するカテゴリーに掲載されたサイトが上位表示されないのは逆に不自然だし、訪問者から見てもトンデモな検索結果である。
YSTは、被リンクで上位表示されるか
さんざん当サイトでもこの「噂」については、データを掲載して否定してきた。
今回もいくつか私のサイトのデータから、この説を否定してみる。
左の画像は、1ヶ月50万回程検索されるキーワードをターゲットとしているサイトのYahooからのアクセス数の推移である。
7月20日あたりからガクッと減っているのは、このあたりにYSTのアルゴリズムの更新があったためである。
ちなみに、その前のYSTのアルゴリズムの更新の時はこれと全く逆のアクセス数の推移であった。
つまり、アクセス数が激増したのである。
さて、このサイトは、1年半程のドメインの歴史を持つサイトで、1ヶ月程かけて作成したサイトである。
ブログのようなサイトではないので、非常に更新が面倒なのと、JavaScriptやPHPをかなり使っているサイトなので、更新しようがないようなサイトの作りをしている。
元々実験的な意味も込めて作ったサイトだったので、はじめはガンガンこだわって作っていったが、そのうち飽きてしまったサイトである。
ただし、ドメインを変えてYahooカテゴリーに登録を狙っているサイトでもあり、それなりにサイトとしては充実している。
このサイトのページビューは、ユニークアクセスの5.8倍。
つまり、1人あたり5.8ページというかなり、訪問者の滞在時間が長いサイトである。
たいていのサイトが、1人あたり2~3ページで閉じられてしまうのに対し、かなり訪問者に気に入られていることがわかる。
また、お気に入りからの訪問者は全体の30%で、だいたい1日200人ぐらいがお気に入りか、非検索サイト以外からの訪問になる。
1ヶ月あたり50万回検索されるキーワードで、10位以内になったわけだが(7月20日のYSTアルゴリズム更新で、15位程に落ちたが・・・)、何か特別なYahoo対策をしていたか。というと全くそんなことはなく、被リンクもほとんどない。
元々このころ作成したサイトは、相互リンクはほとんど結ばなかったし、自分のサイトからも張るようなことはなかった。
にもかかわらず、こうした上位に位置することが出来る。
つまり、被リンクとYST対策は、あまり重要視しなくてもいいと思われる。
1番最初に紹介したサイトも、相互リンクはほとんど考えずに作成したサイトにもかかわらず、20万回検索されるキーワードで10位以内をキープしている。
今紹介した2つのサイトは、どのサイトも被リンクを重要視してないサイトだった。
今度は、徹底的に被リンクを重視したサイトのYahooからのアクセス数の推移を紹介する。
その前に、先日私のサイトの1つに相互リンクを申し込んできたサイトがあったので、どんなサイトか見に行ってみた。
すると、私のサイトだけではなく、ここ数日間だけで数十から100件以上の相互リンクを結んでいるようだった。
SEO初心者が犯しやすい間違いである。
ものすごいバックリンクを稼いでいるにもかかわらず、google PageRankが1~2ぐらいしかなかったり、googleで圏外のサイトがいくつかある。
2~3年前SEOが盛んに騒がれはじめた頃に、被リンクを獲得すれば上位表示する・・・ぐらいの知識しか持ち得なかったサイト達の哀れな結末である。
相互リンクを何十件も結ぶのには非常に労力がかかるが、逆を返せばだれにでも出来ることであり、googleはそういったSEOの為にしかならない行為に対して徹底的にフィルターをかけてくる。
おそらくYSTもそういった動きになるかもしれない。
だいたい個人のサイトで被リンクが1000を超えるのは、よほどの人気あるサイトか、SEOスパムか・・・しか考えられない。
で、話をもどして、3つめのサイトはgoogle対策のために徹底的に被リンクを重要視して相互リンクを結んできたサイトである。
簡単に登録出来る相互リンクサイトには一切相互リンクの申し込みはしていない。
また、同ジャンルを徹底的に重要視して相互リンクを結んだサイトである。
その証拠に、googleからの訪問者数は面白いように伸びていった。
特に、Yahooカテゴリーに掲載のだけれども、とあるYahooのページで私のサイトが推薦サイトとして掲載された。
と、同時にgoogleからのアクセスもぐっと増えたサイトである。
にもかかわらず、Yahooからは20人を超えるのがやっとの苦戦中である。
先ほどの2つのサイトより被リンクは倍以上あるというのに!?
最後に紹介するサイトは、この間のYSTのアルゴリズムの更新で、一気に上位表示されたサイト。
実は、このサイト、作成して1週間で更新しなくなったサイトで、放置して半年程度経つ。
ところが先日のアルゴリズム更新で、一気に上位表示されたわけで、簡単に言ってしまえば、YST対策をいくらしたところで、上位表示されるかどうかは神のみぞ知るというわけ。
実際には、YST対策というものがあるわけなんだけれど、既存のSEO対策はてんでYSTには通じないというのを証明させるには十分なデータなんじゃないかな。と思っている。
今後機会があったら、Yahooからの訪問者が多いサイトの特徴を載せたいと思う。
実は、YST対策は簡単なのかもしれない!?
| 2007/08/13 05:22 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理
【 gon 】 2007/08/16 19:33
順位がガッと上がったのは、どの程度のレベルの語句でしょうか??
私の所有サイトでは、月間検索1万件程度であれば2ヶ月程度で上位表示になりましたが。。。
ただ、3万件を超えるような語句は、半年はかかるのではないかという感じがしています。
ある程度ドメインは見ているような気がします。
【 管理人 】 2007/08/20 02:12
月間10万程度のキーワードです。
月間10万回以下のキーワードの場合、あまりデータとして取り上げる必要もないでしょう。
「たまたま」であったり、「ライバルが少なかったり」。
【 worksのじょうじ! 】 2007/09/02 10:54
ドメインの歴史は5年とか6年、2000年以前からのサイトはやはり強いですよ!リンクポピュラリティもそのくらいの時期の物なので、よけいYahooでは影響があります。googleは関係ありませんが。。
yahooカテゴリの件ですが、今年に入ってから本当に重視されなくなりましたね。「おいおい、yahooはかねとってseoに効くなんて言っておいて、訴えられるぞ」なんておもっていました。
が、前々回のインデックス更新から様子が違いますね。おもいっきりカテゴリ重視されているようにとらえられます。
この背景には、yahooのトップページレイアウト変更が考えられると思っています。ご存じかと思いますが、レイアウト変更によりトップページからカテゴリのリンクがなくなりますよね。最低限のアクセスを保証するためのトップページリンクのような物だったのに、それがなくなると、検索結果を優位に出さないと暴徒が発生しちゃいますよね。
どうであれ、アルゴリズムが大幅に変更されまくっているyahooは遠くから眺めておくしかない状態です。ただ、いい物はしっかり上位表示されますね☆ものによっては被リンクなしで10位以内は確かにおっしゃるように簡単です。
PS:たまに記事を拝見しています。
今後も有益な情報発信期待しています^^
【 管理人 】 2007/09/02 20:15
なるほど。
私の所有するサイトは、長くても3年程度なので今後ドメインの歴史がどう変わってくるか楽しみができました。
カテゴリーに関しては、私のサイトのデータでは少なすぎて何とも言えませんが、カテゴリーに掲載されているサイトは、質が非常に高いので、上位であるべきだとは思います。
余計なクリックが減るでしょうし。
レイアウト変更で、そこまで変わってくるとは知りませんでした。
Yahooの強みは貯めに貯めた人手を介したカテゴリーサイトのデータですからね。
ここ1年ほどで、私のSEOに対する考え、そしてSEO自体が変わりました。
このサイトへは、モチベーションの有り、無しで投稿しているので、更新は少なめですがそれなりのデータは披露しているつもりです。
そのうち、私が実践しているgoogle対策、YST対策も披露できるでしょう。


